陽も落ちてこざっぱりとした頃、私たちはワイキキ中心部へ歩き出す。ようちゃんが行きたいというブティックをめざした。
彼女が友人へのお土産をうんうん唸って吟味している間、私はそのブティックの日本人女性店員に心惹かれた。日焼けした肌がとても美しい魅力ある女性で、私の好きなタイプであることは事実だった。『私の中の親父』が顔を出し、ついつい彼女に話しかけてしまう
女士脫髮。
「綺麗に焼けていますね〜。もうどのくらいハワイ住んでるんですか?」
「シミを隠す為にさらに焼くという感じですよ。6年です」
「そうですか〜。いや〜、本当に綺麗〜」
そう、最初は普通に受け答えをしてくれた彼女だったのだけれど、私が必用以上にでれでれした顔で彼女に見入ってしまったせいか、途中で露骨に嫌な顔をして「どうしたんですか?(-"-;)」と突き放すように言い切り、突然私の心が折れた。
「?」
しゅんとした私にやっさんが注意を払ったけれど「嫌がられた。多分レズビアンのおばさんと間違えられたんだと思う。(´・ω・`)」と言い、もう一度彼女を振り返ってみたら、必死で顔を合わせないようにしている感じだった。
結局ようちゃんは買おうとしたドレスを支払おうとしてクレジットカードを忘れていたというダサイこともしたし、私たちはウエルカムでない客として店を出た。
「露骨に嫌な顔して『どうしたんですか?』はないと思わない?」
そうぶつぶつ言い続ける私に「あんた、根に持ってるわね」とおかま君が笑う。それからようちゃんに連れられてTシャツ屋を目指した。
あいかわらず決断力のない彼女だったし、私もTシャツにまったく興味もなかったので、どうでもいいような感じでアクセサリーなどを眺めていたけれど、「やっぱりいいや」という彼女に従って私たちは店を出た。
「やっぱりこういう店の人って、ばっと何枚も大量に買うお客が好きなのよね〜」
そう、どことなくしゅんとした感じでようちゃんが言う。最初はいろいろと彼女にアドバイスしていた日本人男性のオーナーが、私たちが出がけに (・д・) チッ っというような表情をしたのを見逃さなかった。彼の態度でちょっと傷ついたみたいだった
護髮產品
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